米国のゲーム企業Valveは、同社のPCゲーム配信プラットフォーム「Steam」にて、ゲーム開発者がユーザーをBANできる「Steam BAN」を明らかにした。Valveは「なぜなら誰もチーターとプレイしたくはないから」とコメントしており、オンラインマルチプレイヤー体験を守るためのアンチチート機能と位置づけている。 Steamには、すでにアンチチートシステム「VAC(Valve Anti-Cheat System)」が存在しており、『Dota 2』といったValve作品や、『Evolve』および『Call of Duty』シリーズなどメジャーなタイトルにも対応している。だが、この「VAC」は自動化されているシステムでもあり、チートを使用しているかはファイル解析のみで判断する。公式FAQにもあるように、たとえ情報提供を受けても、SteamのサポートチームがBANや調査をすることはないのが実情