昨日はAppleの強さの本質である「自社でやることとやらないことの明確な区別」のうち、こだわってやっていることの2つがブランドとデザインであると書きました。 (昨日の記事はこちら 。最初の①の記事はこちら 。) 今日は最後のひとつです。 3つ目のAppleのこだわりは、製品を取り巻くコンテンツ・ネットワークの構築です。 iPodにおけるPodcastやiTuneもそうでしたが、Appleはコンテンツ配信の仕組みを作りあげ、他製品と差別化するビジネスモデル(ネットワーク外部性ともいいます。)を製品に組み込んでいます。 音楽や画像、アプリケーションの数が増えていき、それらが製品の価値を高めることで、iPhoneやiPodは競合とは異なるポジショニングの製品となります。 言い方を変えると価値あるコンテンツを利用できる器として、iPhoneやiPodをポジショニングしているわけです。 iPhone