ここまでの作業でOracleデータベースは立ち上がった状態で、インストールは終了している。しかしながら、システム(Solarisオペレーティング・システム)の起動と、データベースの起動とは連動していないので、このままの状態ではシステムをリブートしても、Oracleを手順どおりに停止して、起動することはできない。 Oracleの停止、起動は手入力で行えるが、煩瑣である。このため、oracle データベースの起動・停止をするスクリプトを作成して、それをシステムからコールさせるようにする。 システムはランレベルが移行すると、それに対応した特定のディレクトリと名称のスクリプトをコールするようになっている、そのスクリプトをrcスクリプトと呼んでいる。システムレベルの動作をrcスクリプトはOracleデータベースに中継して、両者を連動させる。 以降の操作はクライアントのtelnetから、ルート権限にお