米連邦捜査局(FBI)は米国時間9月4日、ハッカーらが侵害したと主張しているノートPCについて、何も関知していないと述べた。ハッカーらによると、この侵害で大量のApple製「iOS」搭載機器ユーザーの詳細にアクセスし、そのうち100万件のデータがウェブ上に公開されているという。 FBIの広報担当者は次のように述べた。「FBIは、当局のノートPCがハッキングを受けてAppleのUnique Device Identifier(UDID)に関する個人データが漏洩したとする報道を認識している。ただし現時点では、FBIのノートPCが侵害されたこと、あるいはFBIがこのデータを捜索または入手したことを示す証拠は一切ない」。声明が公開される前、FBIの報道担当者は次のようにツイートしている。「個人情報を保存していたわれわれのノートPCの1台がハッキングされたという報道について、声明は間もなく公開される
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