世界7500万人のユーザーを誇る無料通話・メッセンジャーアプリの「LINE」が新たなステージに入る。これまでLINEは、商用利用を一部の大企業やブランドなどに限り認めていたが、12月上旬からほぼすべての企業・団体が利用できる新たな商用アカウントを開始する。さらに来年初頭にはリアル店舗でためたり使えたりするポイントサービスも開始する計画。「オンライン・ツー・オフライン(O2O)」のインフラを狙う新戦略を追った。(文中敬称略)
![「LINE」が変えるリアル経済、ポイントも開始 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/48e39206122efb5c9a7be912de852d45aaf119e3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXZZO4858215019112012000000-17.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3D8dd4884dbacaff03453efc78f1a18a08)
コミュニケーションプラットフォーム「LINE」について、1回目は急速に普及した現状と理由、2回目は表示される名前の仕組みについて考察した。3回目の今回は、LINEの本機能とも言える、内部で行なわれるコミュニケーションについて考えてみる。 LINEのコミュニケーションは、1対1で行なう部分と、SNS的な部分に分かれている。1対1の機能では、特定の相手と文字で会話できる「トーク」、音声で通話できる「無料通話」がある。また、数人の特定の相手を招待して、グループチャットできる機能も用意されている。音声通話の方がむしろ“トーク”だと思うが、このあたりの言葉選びも子どもたちにはしっくり来るのだろう。ここまではまだ特定の相手との閉じた機能であり、Skypeと同じような構造だ。 一方SNS的な機能、すなわちメッセージが広く公開される部分としては、かつてはプロフィール欄に入力する、「ひとことメッセージ」とい
NHN Japan(東京・品川)はこの8月、新しいLINEを投入し、LINEの「ソーシャルメディア化」へと舵を切った。 利用者はフェイスブックに投稿するように「ホーム」から近況などを友だちに知らせ、「タイムライン」というアイコンをタッチすれば、フェイスブックの「ウォール」のように友だちの近況を時系列で見ることができる。タイムラインには、フェイスブックよろしくコメントを残すことも、「いいね!」のようにスタンプで反応することも可能だ。 これまでのLINEは「無料通話」というオマケが付いた個人間、あるいはグループ内の「メッセンジャーツール」。ツイッターやフェイスブックといったSNS(交流サイト)とは一線を画する方針で急成長を遂げたが、今回の更新でそうしたSNSの土俵に初めて踏み込んだ。 この新しいLINEの評判が、どうも一部で芳しくない。 ■アプリのレビュー欄には多数のクレーム 「タイムラインい
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