レンタル・サーバ・サービスを展開するファーストサーバは6月23日、同月20日に発生した大規模障害に関して、データ復旧が不可能であると発表した。顧客には各自で取得したバックアップ・データによる再構築を行うよう呼びかけている。同社ではサービス約款に従い損害の賠償を行うとしている。 同社によると、障害発生以来、外部専門業者を交えてデータ復旧を試み続けてきたものの、データの復旧は不可能であると判断したという。 ファーストサーバは6月20日ごろより同社の一部サービスにおいてWEB/メールなどのデータが消失し、利用できない状態になっていた。原因はメンテナンス作業において用いる特定の管理プログラムにバグが存在していたためだとしている。 対象サービスは、ビズ/ビズ2/エントリービズ/エンタープライズ3/EC-CUBEクラウドサーバ マネージドクラウド――の各サービス。なお、上記対象範囲以外のサービス