Windows 7までは、PCに接続されているストレージを管理する「ディスクの管理」という機能がある。一方Windows 8には、「記憶域プール」と呼ばれる新しい機能が加わった。 記憶域プールとは、物理的な外部記憶デバイス(物理ドライブ、HDDやSSDのことだ)と、論理的な「ドライブ」を分離して、仮想的な記憶領域を作り出す機能だ。また同時に、記憶域プールとして管理する複数の物理ドライブを利用して、データのコピーを作ることで、物理ドライブに障害が起きた際にデータの復元を容易にすることも目的としている。 要はRAID技術と同じような仕組みだが、これまでのWindowsが持っていた「ダイナミックディスク」機能と、記憶域プールは異なる機能だ。「Windows Home Server」にかつて搭載されていた、「Drive Extender」機能と似たような機能とも言える。今回はこの記憶域プールについ