米Amazonは10月16日(現地時間)、米国での次世代型原子力発電小型モジュール炉(SMR)の開発や建設を支援するため、米3社と契約を結んだと発表した。生成AIの開発・運営などで増大するエネルギー需要に対応する狙い。 SMRは、従来の原子炉よりも物理的な設置面積が小さく、送電網の近くに建設できる先進的な原子炉。建設期間も従来の原子炉よりも短いため、より早く稼働させることができる。 ワシントン州では、州の公共事業体コンソーシアムであるEnergy Northwestとの合意により、4基のSMRの開発を支援する。 バージニア州では、電力会社Dominion EnergyとSMRプロジェクトの開発を検討する契約を締結した。 ペンシルベニア州では、電力会社Talen Energyの原子力施設の隣にデータセンター施設を併設することで、データセンターをカーボンフリーエネルギーで直接稼働させ、既存の原