『マトリックス』や『クラウドアトラス』で革新的な映像表現を見せてくれたウォシャウスキー姉弟。彼らの最新作「ジュピター」(原題「Jupiter Ascending」)にも素晴らしい映像表現が期待できるようです。 映画の見せ場ともなるシカゴを舞台にしたチェイスシーンは、1日に6分間しかない街が一番美しく見える時を狙い、この映画のために新たに作られたカメラシステムで撮影されています。壮大なスペースオペラだからVFXばかりの映画だろうと思われるかもしれませんが、そこに現実の美しさを混ぜ込んでいるのです。 映画中でエルフ耳をつけたチャニング・テイタムがビルの間を飛び回り、大活躍するシカゴ上空。このシーンに映る幻想的な色合いの街は実際のシカゴの光景なんです。このシーンはLAにあるPictorvision社制作のカメラリグで撮影されています。 Pictrovisionは空撮用に電子制御でブレのない撮影が
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