公開から1週間で100万回再生されたNITTOのブランドムービー「Getting Started」。Facebookページには740万人超のファンがいる。 ハイヒールの美女が乗り込んだ、一台の自動車。エンジンのスタートボタンを押すと、低いエンジン音だけが鳴り響く─。33台のプレミアムカーを至近距離から撮影し、エンジンの始動音を収録したこの動画、実はタイヤメーカー「東洋ゴム」の北米販売子会社「NITTO USA」が作ったブランドムービーだ。4月末に公開を開始して以来、車好きのあいだで話題になり、わずか1週間で再生回数100万回を突破。現在は180万回を超えている。マニアの心をくすぐるニッチ戦略で、北米でコアなファンを増やしている同社の動画やSNS活用の取り組みを取材した。 コアなNITTOファンが続出 NITTOは、砂漠などを四輪駆動者で走るオフロード用などのタイヤを扱っている。カーレースや
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