喪中はがき 先月、喪中はがきが届いた。 なんだかいやな予感がした。 予感が当たりませんようにと思いながら見たら、亡くなったのは私の高校時代の友人だった。 偶然にも数日前、高校の卒業アルバムを何十年ぶりかで開き、懐かしい気持ちになっていたところだった。 彼女は高校の部活仲間で、社会人になってからもみんなで食事に行ったり、旅行したりしていた。 それぞれが結婚したあとは その中でつき合う友人は絞られていき、彼女とは年賀状だけのつき合いになっていた。 はがきを受け取ってからしばらく、ずっと彼女のことが頭を離れなかった。 明るく優しく、たくましかった彼女。 疎遠になってしまっていたけど、好きだった。 年賀状じまい それから数日後 部活仲間のひとりから連絡が入り、他のメンバーともLINEでつながることができて とりあえず皆でお線香を送った。 それまで私は、そろそろ年賀状でのあいさつをやめて LINEや
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