さて、みなさん大好きテキストエディタのVimですが、実はサーバとして稼動させることができることをご存じでしょうか。 参考 Vimにも比較的最近、ソケット通信を扱うためのChannel機能というものが入りました。 そこで、2016年最後のネタとして、VimのChannel機能を使い、Vim Scriptでecho serverを実装してみようと思います。 まず、Vim本体に以下のパッチを当ててください。 このパッチは、私が開発に利用しているArch Linuxでしか動作確認を取っておらず、面倒だったのでWinSock対応はしておりません。 また、既存のChannel機能に無理矢理合わせるために、開いたソケットを閉じるなどの処理を一切省いてしまいました。 片手落ち感は否めませんが、ここで重要なのは『Vim Scriptでecho serverを実装したい』という願望を叶えることと割り切りました
vim server mode あまり知られてないのですが、vim には server として動作し、外部から入力を受けるモードが存在します。純粋なエディタとしてだけではなく、外部からの指示で特定のファイルを開いたり、用意してる関数を実行したりってことが出来るのです。 僕も今までまったく使った事がなくて、vimscriptを単体のファイルとして実行したいなと漠然と調べていた際に見つけました。有効活用してる例ってあるのかな。。 下ごしらえ vim server を使用するためには、そのバイナリが +clientserver というフラグ付きでconfigureされている必要があります。そして多くの場合この機能はデフォルトではありません。コンパイルオプションを調べるにはvimの起動後に :versionでずらっと表示されます。 :version VIM - Vi IMproved 7.2 (2
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