広西チワン族自治区の就職活動イベントに参加する大学生たち(2021年10月31日撮影、資料写真)。(c)CNS/黄豔梅 【1月22日 東方新報】中国の北京大学(Peking University)が最近発表した「全国大学卒業生就職リポート」が大きな反響を呼んでいる。注目を集めたのは、2021年6月に大学・大学院を卒業・修了した就職した若者の初任給だ。 北京大学が全国2万人の卒業・修了生にアンケートしたところ、大学院の博士課程を修了して就職した人の平均初任給は1万4823元(約26万6956円)、修士課程修了生は1万113元(約18万2131円)、大学卒業生は5823元(約10万4869円)、専科(短大、専門学校に相当)が3910元(約7万417円)だった。インターネットでは「大卒の初任給は5823元」がホットワードになり、一時は検索件数が新型コロナウイルス関連のニュースを上回った。 博士課