大阪府と大阪市、堺市を統合し再編する「大阪都構想」の是非が最大の争点となった堺市長選挙は、29日に投票が行われ、大阪都構想に反対する無所属で現職の竹山修身氏の2回目の当選が確実になりました。 堺市長選挙の開票はまだ始まっていませんが、NHKが事前に行ってきた情勢取材や、投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査などで、現職の竹山修身氏が大阪維新の会の新人、西林克敏氏を引き離し、今後着実に票を伸ばすと見込まれることから、竹山氏の2回目の当選が確実になりました。 竹山氏は63歳。 大阪府の政策企画部長などを務めたあと、前回、4年前の市長選挙で初当選しました。 今回の選挙は、大阪維新の会が実現を目指す、大阪府と大阪市、堺市を統合し再編する「大阪都構想」の是非が最大の争点となり、竹山氏は、「堺市をなくしてはならない」と大阪都構想への反対を訴え、民主党の推薦や自民党の支持を得たほか、共産党や社民党も