_ 法と慣習 新幹線の中で読了。外界と200Km/hの差で進みながら読んだわけだ。 インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門 [ソフトバンク新書](白田 秀彰) 1点瑣末なところに引っかかった。P.169の「個人の身分を隠すこと」。身分=裏の世界からの収入を持つことなのかな、とは思うが3段階くらい飛躍してるように思った。政策の真意を隠すことに対応させるためかな。 P.193でいきなり『デジタル音楽の行方』が引き合いに出るところもちょっと唐突な感じ。 で、最初のところだが、読みながらずーと韓非子の文章が頭に浮かんでならなかった。 たとえば 法律を専門にして仕事にしている人たち……過去を学び、未来を見据えて、社会の法則性(law)を探し出し、時代の大きな流れの中で私たちの幸福を増大するような手当てを考えなければならないのだと思っている。(P.30) という言葉は、 智術の士は、必ず遠見に