聞きなれない名称ではありますが、『面接で泣いていた落ちこぼれ就活生が半年でテレビの女子アナに内定した理由』(霜田明寛著、日経BP社)の著者は「就活アドバイザー」なのだそうです。 学生時代から「どうしてもテレビ局のアナウンサーになりたい」と思い続け、入社試験を受けるものの失敗。3年がんばってもひとつの内定ももらえず、結果的には挫折することに。しかし、そうした経験をしてきたおかげでテレビ局の新卒採用の現場事情に詳しくなったため、現在はその経験を軸に就職支援をしているというのです。そしてその活動において重要視しているのは、「伝え方」だとか。 その人自身の中身は変わらなくても、伝え方の工夫次第では本当に肝心なときに自分の思いを相手に伝えられるのです。伝え方に工夫するというと、表面的で小手先のことのように思うかもしれませんが、そうではありません。むしろ逆で、自分の"本音"をどうすれば相手に伝えられる