映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』は、80歳の状態で生まれ、年を取るごとに若返る人生を与えられた男ベンジャミン・バトンの一生を描いた作品ですが、南米にはベンジャミン・バトンのようなカエルが存在しました。 成長するほどに体が小さくなっていくカエル「Pseudis Paradoxa」をご紹介します。 このカエル「Pseudis Paradoxa」を発見したとき、生物学者たちは混乱しました。なぜなら、成長した生体の状態では非常に小さいにも関わらず、オタマジャクシは巨大だったためです。オタマジャクシの大きさは約28cmですが、カエルは6.35cmと4分の1程度の大きさでした。 その成長は、想像を超えるものでした。 Pseudis Paradoxaは、まず小さな卵を水生植物の中に産み落とします。そして孵化した卵は、オタマジャクシとなります。 オタマジャクシは巨大に成長しカエルに変化。最後にカエ