タグ

2011年1月12日のブックマーク (2件)

  • 『小倉昌男 経営学』 「経営の現実」と「成功の軌跡」 - Thoughts and Notes from CA

    小倉昌男の『経営学』を読んだので書評を。 小倉昌男 経営学 作者: 小倉昌男出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 1999/10メディア: 単行購入: 20人 クリック: 365回この商品を含むブログ (97件) を見る経営者の回顧録を何冊も読んできたが、名著もあれば、自慢話の羅列の読むに値しないもある。小倉昌男の『経営学』は、既に古典と言われるだけあり、間違いなく名著の中に入る。エントリーでは『一勝九敗』、『Who Says Elephant Can’t Dance?(巨象も踊る)』のような名著との共通点に注目しながら書を評してみたい。 私が経営者の回顧録を読んで、良いと思う点はどんな点か。まず、当たり前のことを当たり前にやってきたら成果がついてきた、というように淡々と事実と成果が語られていること。その人の成果が誇張されているようなは読むに耐えないし、当の名経営者はそんなこ

    『小倉昌男 経営学』 「経営の現実」と「成功の軌跡」 - Thoughts and Notes from CA
    tobiaki
    tobiaki 2011/01/12
    「小倉昌男 経営学」
  • ジワジワ傑作「笑う警官」

    ひさびさ「まっとう」なミステリを読了。 キャラやシチュやトリックに拘る作品をべてきた。最近では、「どのパターンの組み合わせか」を考えながら読むので、たいへん悪質な読者だね。猟奇描写、叙述トリック、告白形式(犯人はヤス)あたりが流行りか。そんな舌には、昔のが新鮮に感じられる。犯罪と(それを支える)社会を正面から描き出す社会派というやつ。 「笑う警官」の舞台は、スウェーデンのストックホルム。深夜バスで銃が乱射され、乗客と運転手が皆殺しになる青酸なイントロ。人種差別や移民排斥、 暴力と麻薬と貧困に満ちた当時があぶりだされる。弱者が弱者をい物にするのが当然視され、この犯罪そのもののバックグラウンドとなっている。数十年前の作品ながら、幸福な福祉社会を喧伝する北欧に似つかわしくない。 スウェーデンといえば、福祉と教育で名高い「成功国家」としてもてはやされている。テレビの紹介なので、話の90%を切り

    ジワジワ傑作「笑う警官」
    tobiaki
    tobiaki 2011/01/12
    「笑う警官」