国際連合(以下、国連)は2011年4月1日、東日本大震災で甚大な被害を受けた日本に向け、ニコニコ動画を通してメッセージを発表した。メッセージ動画では、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長をはじめとし、国連ピース・メッセンジャーである五嶋みどり氏(バイオリニスト)、マイケル・ダグラス氏(俳優・プロデューサー)、スティービー・ワンダー氏(作詞家・ミュージシャン)、フィリヤル王女(ユネスコ親善大使、ヨルダン国王室)が「We are standing by your side(私たちは日本の皆様と共にいます)」といった温かい言葉を投げかけている。 これまでにも国連は3月11日の潘事務総長の声明発表を皮切りに、国連災害評価調整チーム(UNDAC)の派遣や国際原子力機関(IAEA)をはじめとする国連諸機関を通した各種の援助を展開するなど、日本の復興支援に尽力している。 メッセージ動画で潘事務総長は、東日