ブーゲンビリア(Bougainvillea)は、オシロイバナ科ブーゲンビリア属に属する熱帯性の低木である。ブーゲンビレアとも呼ばれる[1]。和名はイカダカズラ(筏葛)、ココノエカズラ(九重葛)である。 釈迦の生誕地、ネパール・ルンビニに咲くブーゲンビリア(スリランカ寺) 原産地は中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林。ブーゲンビリアという名前は、1768年にブラジルで木を見つけたフランス人の探検家ブーガンヴィルに由来する。花の色は赤から白まで変化に富み、ピンクやマゼンタ、紫、橙、黄のものもあるように見える。しかし、実際の花はいわゆる花の中央部にある小さな3つの白い部分である(写真では2つしか見えない)。色づいた花びらに見える部分は、花を取り巻く葉(包葉)であり、通常3枚もしくは6枚ある。 代表的な種として、Bougainvillea buttianaやBougainvillea glabra