Reader モナド | tnomuraのブログReader モナドも説明はわかりにくいが、State と同じようにモナド外部から与えられた「環境」という値（単独の値やリストなど）をモナドの内部から ask 関数で取り出せるモナドと考えると良い。 言い換えるとモナド外部の「環境」という値を、モナド内部の ask という関数から取り出すことができるということだ。このあたりは、同じ ask という関数を使っても、「環境」の値によって戻される戻値が違うから、副作用があると考えることが出来る。したがって、Reader モナドの世界の中からみると、IOモナドや、Stateモナドと同じように副作用のあるモナドだとも言える。 State モナドの場合は、「状態」から値を取り出す関数が get で、「状態」に値を代入する関数が put だった。このように、State モナドでは「状態」をモナド内部から読み出したり、書き込んだりできる。 しかし、Read
