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すでに知られているように、Webページの表示速度は重要です。利用者はいつでもどこでも素早くページが表示されて欲しいと思うでしょう。Core Web Vitalsの指標でも表されているように、表示速度は一時的に速いだけでなく、安定していることが求められます。 本記事では、安定した表示速度を実現する手段の一つとして考えられるPrerenderingをオリジン・トライアルで試してみた結果をご紹介します。 Prerenderingとは Prerendering実装前に注意すること Quicklinkを使ったPrerenderingの実装 Prerenderingのヒット率を計算する Prerenderingの結果 Prerenderingとは Prerenderingは次に表示されると思われるページを事前にレンダリングします。レンダリングが完了している場合には、利用者がそのページに遷移するリンクを
Zennのパブリケーション(Publication)とは、Zenn上に複数人で管理できるメディアを作ることができる機能です。企業や技術コミュニティなどの単位でPublicationを作ることで、複数人で一つの場所に特定のテーマについての記事を投稿してくことができます。 Publicationのトップページ 開設されたPublicationのロゴやカバー画像、プロフィール文、リンクなどは自由にカスタマイズでき、メンバーの情報発信により企業やコミュニティのブランディングをしていくことが可能になります。 Publicationに投稿された記事 実際に開設されたZennの開発チームのPublicationをこちらから確認できます。 ZennがPublicationで解決したい課題 テックブログに投稿する記事を著者本人のものに 例えば企業のテックブログでは、多くの企業が更新を続けることに苦労している
それは突然やってきた MySQL 8.0.14がGAされました。 dev.mysql.com まあ、MySQLは結構な頻度でリリースがありますし、「GAとはなんぞや」との名言が生まれる程度に、マイナーリリースでも機能が増える、パラメータが増える、既存パラメータのデフォルト値が変わる、といったことが発生するかわいいヤツです。 まあ、あとでリリースノート読んでみるか、と思いつつ、ビールを飲みながらYoutube垂れ流してボケーっとしているところに、新しいものが出てくるとリリースノートとソースコードを読み漁る某APIの人のツイートが深夜に流れてきて、ふと気になったのが、今回のテーマである「innodb_parallel_read_threads」です。 InnoDB: InnoDB now supports parallel clustered index reads, which can im
はじめに この記事では、モノタロウの基幹系を構成するシステムの一つである、商品情報管理システム(PIM:Product Information Management システム)の導入プロジェクトで、商品情報を基幹系と同期するシステム(商品情報同期機能)の性能や運用環境の改善を行った話をご紹介します。 背景 モノタロウの基幹系は、長年内製のシステムで支えられてきました。基幹系のシステムは、少数のWebアプリケーションと多数のバッチから構成されています。中でも商品情報の管理に関するシステムは、在庫や仕入先に関するシステムと一体化していて、商品情報に関する数多くのマスタメンテナンス画面を備えたやや複雑なシステムです(図1)。 図1 基幹系の概略図 当社のシステムは、もともと自分たちのビジネスに必要な機能を提供する手頃なパッケージ製品がなかったため、すべてを内製でまかなってきたという経緯があります
Amazon Web Services(AWS)は、8月10日に開催したオンラインイベント「AWS Storage Day 2022」で、新サービス「Amazon File Cache」を発表しました。 Amazon File Cacheはその名の通りAWSで利用できる高速なファイルベースのキャッシュです。特徴は2つあります。 1つ目は、ミリ秒以下のレイテンシと数百ギガバイト/秒のスループットという高い性能です。Amazon S3やNFSサーバといったストレージのキャッシュとして利用することで、これらのストレージに対するアクセスを高速化できます。 2つ目は複数のストレージに対する単一のファイルビューを提供できることです。AWSの説明によると、Amazon File CacheはAmazon S3やAmazon EFSなどAWS上のストレージだけでなく、AWSからオンプレミス上のファイルサー
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