園子温、橋口亮輔、矢口史靖、荻上直子、内田けんじ……と いった気鋭の監督を生み出したPFF出身の新鋭・内藤隆嗣監督。 サングラスに黒ジャケットというハードボイルドな出で立ちで現れた。 ちょっとばかり口ベタだが、心の中では熱きロマンをたぎらせている人々のことを日刊サイゾーでは”ハードボイラー”と呼ぶ。不器用な漁師と流れ者の美女との出会いと別れをハードボイルドタッチかつオフビートなコメディとして描いた『不灯港』で映画界にデビューを飾る内藤隆嗣監督は、まさに”第一級ハードボイラー”だ。『不灯港』はロッテルダム国際映画祭に出品され、”日本のアキ・カウリスマキ”と称されるほど高い評価を得ている。また、大学時代には貧乏バラエティー番組『銭形金太郎』(テレビ朝日系)に出演し、四畳半のアパートをダイニングとリビングに仕分けるなど独特の美学を披露した。さらに、大学を1年休学して世界をさすらったという根っから
![ハードボイルドな爆笑コメディの旗手・映画『不灯港』内藤隆嗣監督インタビュー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ef7f7086e8be3543037a3aac24d113e124ff002a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cyzo.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F06%2Fcyzo_logo.jpg)