名刀「蛍丸」、阿蘇家に再び 制作費募って8年越し復元 鍔や鞘「高い技術再現」 阿蘇神社で奉納式 熊本日日新聞 | 2023年11月24日 09:17 阿蘇神社(阿蘇市)宮司の阿蘇家に伝わり、戦後に所在不明となった国指定重要文化財の大太刀[おおたち]「蛍丸[ほたるまる]」を復元する8年越しのプロジェクトが完了し、18日に同神社で奉納式があった。企画者の一人で刀匠の福留裕晃さん(38)=岐阜県関市=は「蛍丸の存在を広く知ってもらうことで、実物の発見につながればうれしい」と期待する。 蛍丸は名工「来国俊[らいくにとし]」が鎌倉後期に作った刃渡り約1メートルの大太刀で、肥後有数の武家棟梁[とうりょう]でもあった阿蘇家に受け継がれていた。南北朝時代に足利尊氏との合戦で敗れた阿蘇家の一族が、刃こぼれした太刀にホタルが集まる夢を見た後、刃が元通りになった、との伝説が残る。戦後の刀剣接収で所在不明となった
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