2008年1月23日のブックマーク (1件)

  • 韓国・李次期大統領が取り組むべきこと / SAFETY JAPAN [大前 研一氏] / 日経BP社

    2007年末に韓国では大統領選があった。新たな大統領として選ばれたのは、ハンナラ党の李明博(イ・ミョンバク)氏である。2003年から続いた盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領時代がついに終わることになる。韓国にとっては大きな変化といえるだろう。今回は、過去10年の韓国歴史を振り返って、李次期大統領が何をするべきなのか、韓国をどう変えていくべきなのかを考察したい。 そもそも李次期大統領とはどういう人物だったのか。 彼はもともと政治家でなく、経済人であった。日でも有名な現代(ヒュンダイ)グループの建設部門の社長だった人だ。しかも社長になったのは30代後半という若さだ。ここで彼は大活躍をしたのである。ちょうど世界は石油危機を迎え、中近東では大建設ブームが起こっていた。そこで彼は、まさに人馬一体になって、韓国の労働者を連れて現地に乗り込み、プラントや工場などのインフラを作った。 その後、政治家に