【要約】 桃太郎は鬼ヶ島を征圧し、お宝を奪った上に、鬼ヶ島観光までして、大満足で日本に帰ることにしました。 鬼「もうお帰りになられますか、里までお送りしましょう」 サル「節分に人里に来る時は、オラの住んでる山に泊まりなされ」 イヌ「道案内はオレがしよう」 キジ「毎年の事なんだから、いつも泊まる宿があるんじゃね?」 桃太郎「さらばじゃ、皆の者、ご苦労であった!」 北尾政美(きたおまさよし)画『桃太郎一代記』天明元[一七八一]年刊 桃太郎一代記 5巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【翻刻】【補足表記】【現代語訳】 もゝ太良おに◆かしまにわたり◆いろ/\たからもの◆をとりその◆うへしま/\けん◆ふつしても◆はや日本◆へかへら◆んと◆おにか◆しまを◆たつ 桃太良、鬼ヶ島に渡り、色/\宝物を取り、その上島/