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ブックマーク / muranaga.hatenablog.com (5)

  • 「オープン・クラウド宣言」("Open Cloud Manifesto")は漠然としていて時期尚早 --- The Economist 誌の冷静な見方 - Muranaga's View

    半年前の「企業 IT 特集」を読んで以来、The Economist 誌のクラウド・コンピューティングに関する記事には欠かさず目を通してきた。4月2日の「クラウド・プロバイダをめぐる動き」というエントリは、"Gathering clouds" という記事に触発されて書いたもので、3月末に発表されたばかりの "Open Cloud Manifesto"(「オープン・クラウド宣言」)に関する僕の見解を述べた。 最新号(April 4th, 2009)の "Clash of the clouds" という短い記事には、The Economist らしい、クラウド業界から距離を置いた冷静な見方が表われている。 クラウド・コンピューティングは the next big thing かもしれないが、その政治的な動きはメイン・フレームと同じくらい古臭い。 今回、業界にちょっとした論争を生んだのは "Op

    「オープン・クラウド宣言」("Open Cloud Manifesto")は漠然としていて時期尚早 --- The Economist 誌の冷静な見方 - Muranaga's View
    tokada
    tokada 2009/04/08
  • クラウド・プロバイダをめぐる動き --- IBM、Sun、Cisco、Amazon、「オープン・クラウド宣言」 - Muranaga's View

    最初のラウンドはクラウドの構築段階である。そこでの勝者はハードウェア・メーカーになりそうだ。 しかしより長いレンジで考えると、ハードウェアビジネスは負け組になっていく。クラウドが成熟するにつれ、利益は圧縮される。なぜならば購買力を持った顧客がほとんど少なくなっていくからだ。大きなクラウド・プロバイダがサーバの価格を決めることになる。 (中略) 長い目で見れば、ハードウェア・メーカーはクラウド・プロバイダへのサプライヤーになるか、自らがクラウド・プロバイダになるかのどちらかに分かれていく可能性がある。Dell は前者、Sun は後者の候補で、Network.com と呼ばれるクラウドのようなサービスを提供している。HP と IBM はハードウェア売りと IT サービス提供のバランスをとっており、どちらもやろうとしている。 あまり言及されることはないが、Cisco や EMC などネットワーク

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    tokada
    tokada 2009/04/02
  • クラウド・コンピューティング --- The Economist:「企業 IT 特集」を読む --- - 村永: Tetsuro Muranaga’s View

    A special report on corporate IT "Let it rise", The Economist, October 25th 2008(クラウド・コンピューティング「企業 IT 特集」) 2ヶ月ほど前、社内でクラウド・コンピューティングを紹介する講演をしたところ、思いのほか好評であった。その時の講演の下敷きにしたのが、The Economist 誌の企業 IT に関する特集ページであった。 "Above the Clouds" が技術者の must-read だとするならば、こちらはビジネスマンが must-read の記事だと思う。14ページという短い中に、クラウド・コンピューティングとは何か、その技術とビジネスへの影響を、特に将来の企業 IT のあり方の観点から手際よくまとめている。当世のビジネスマンが、クラウド・コンピューティングについて知っておくべきことを

    クラウド・コンピューティング --- The Economist:「企業 IT 特集」を読む --- - 村永: Tetsuro Muranaga’s View
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    tokada 2009/03/17
  • 「クラウドを超えて」("Above the Clouds")を読んで - Muranaga's View

    計算機科学やインターネットの技術者にとって、一度は目を通すべき white paper として紹介した UC Berkeley RAD の「クラウドを超えて」--- "Above the Clouds: A Berkeley View of Cloud Computing"(同 PDF 版)を読んで、その章立てと、それぞれにどんなことが書いてあるかを一言づつまとめた。 Executive Summary Cloud Computing: An Old Idea Whose Time Has (Finally) Come 論文で回答を試みている問題は以下の通り: クラウド・コンピューティングとは何か? SaaS(Software as a Service)のような過去のパラダイム・シフトとどう違うのか? 過去の試みとは違い、なぜ今格的に立ち上がろう(take off しよう)としているの

    「クラウドを超えて」("Above the Clouds")を読んで - Muranaga's View
  • Caltech 下條信輔教授による講演『選好、選択の行動とその神経基盤』を聴く - Muranaga's View

    神経科学の最前線で活躍しておられる カリフォルニア工科大学(Caltech)の下條信輔教授(Caltech 研究室、下條潜在脳機能プロジェクト)による『選好、選択の行動とその神経基盤−神経経済学と意思決定の認知神経科学−』という講演を聴く機会があった。神経経済学・神経マーケティングが注目を集める中、その最新の研究成果と知見を、素人向けにわかりやすく解説した講演で、大変面白かった。 fMRI により、今まで暗黙のうちに仮定されてきた概念、あるいは何となく「そうではないか」と思われていた概念に、脳科学的な裏づけができつつあり、従来の学問がもう一度神経科学の視点から見直されつつある。脳科学は基礎科学だとばかり思っていたら大間違いで、マーケティング、経済学などへの応用科学の視点で精力的に研究が行われている。広告に代表されるような消費者とのコミュニケーション手段において、人間の脳の反応はどうなってい

    tokada
    tokada 2008/11/11
    神経経済学
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