うちわは×だが、うちわビラは○ 高知県内選挙でも配布 松島みどり法相の辞任のきっかけは、「うちわ」の配布だった。有権者に対する寄付を禁じた公選法に抵触する可能性があるという指摘の一方で、丸型の厚紙に政策などを印刷した「うちわ型ビラ」は、近年の国政選挙の際に高知県内でも配られている。 松島法相が選挙区内の夏祭りで配った「うちわ」には、しっかりとした柄が付いていた。民主党の蓮舫参院議員は、これを金銭的な価値がある「有価物」とし、寄付に当たると指摘した。 ただ、当の蓮舫氏も過去の選挙で「うちわ型ビラ」を配布している。 高知県内でも2009、2012年の衆院選で自民党の福井照氏(高知1区)が、2010、2013年の参院選で自民党の高野光二郎氏(高知県選挙区)がそれぞれ「うちわ型ビラ」を配布。 公明党、共産党、社民党の県内組織は「配ったことがない」とするが、民主党は比例代表候補が集会などで