【北京=川手伊織】中国国家統計局が14日発表した9月の卸売物価指数は前年同月比10.7%上昇した。比較可能な1996年10月以降で最大の伸びを記録した。資源高に加え、国内の電力制限で素材の生産が落ち込み価格が上がったことも全体の物価上昇に拍車をかけたもようだ。同時に発表した9月の消費者物価指数(CPI)上昇率は0.7%で、8月の0.8%から縮小した。卸売物価指数を業種別でみると、電力需給が逼
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【北京=川手伊織】中国国家統計局が14日発表した9月の卸売物価指数は前年同月比10.7%上昇した。比較可能な1996年10月以降で最大の伸びを記録した。資源高に加え、国内の電力制限で素材の生産が落ち込み価格が上がったことも全体の物価上昇に拍車をかけたもようだ。同時に発表した9月の消費者物価指数(CPI)上昇率は0.7%で、8月の0.8%から縮小した。卸売物価指数を業種別でみると、電力需給が逼
今月1日、宮内庁の記者会見に同席した医師は、眞子さまが「複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)」と診断されている状態であることを発表した。コラムニストの辛酸なめ子氏はこの報道をどう受け止めたのか。 *** 【写真】秋篠宮さまにしがみつく「眞子さま」 勝手ながら私が申し上げてきたことも、眞子さまにとっては「誹謗中傷」の一つだったのかなと思い、数日間落ち込みました。ところが、眞子さまが何をそう感じられたのかが分からない。国民の心配も、すべて誹謗中傷なのかと思うと、ただ悲しいです。 また、複雑性PTSDという発表を受けて、これまで批判的に報じていたマスコミの中には、手のひら返しをするところも出てきました。批判的に報じてきた側を、逆に批判するような記事を出している。メディアを叩く記事やコメントが急激に増えて、非常に殺伐とした状況になっていると思います。 これまで皇族の方々は、批判があった際でも“
新型コロナワクチンの接種が進む中、時折報じられる「ワクチン接種後〇〇人死亡」という速報が不安を喚起している。 厚労省の専門家部会の資料を確認すれば、因果関係については「評価できない」「評価不能」という言葉が並んでいる状態だ。 ワクチン接種が原因と確認された死亡事例が現時点では存在しないという結論がわかりにくいために誤解が広がる側面もある。 なぜ、こうした問題は起きるのか。因果関係が「評価できない」事例をどう解釈すべきか。専門家は日本においてある仕組みが欠けていることが根本にはあると指摘する。 「接種後〇〇人死亡」の速報、その報道は適切か? ワクチン接種後に起きた出来事だとしても、それが本当にワクチン接種と因果関係があるものであるかどうかはわからない。 接種後に起きた健康上の問題は全て「有害事象」と呼ばれ、そのうちワクチンとの因果関係が確認されたものが「副反応」となる。 新型コロナワクチンに
間違いではございません 財務省の現役事務次官である矢野康治さんが、今月発売の『文藝春秋』にばら撒き政治にモノ申す的な記事を寄稿したところ爆発炎上して黒煙が上がっているというので見物に行ってきました(矢野康治「財務次官、モノ申す『このままでは国家財政は破綻する』文藝春秋11月号)。 官僚組織において「事務次官」とは、行政事務方トップのことですので、今回のように与党の経済政策批判のように捉えられかねず、よりによってこの選挙前に「お前らの繰り出す公約はバラマキだ」という風に読めてしまう論文が出れば、自民党の選挙公約をまとめる高市早苗さんがブチ切れるのも仕方がない面があります ただ、私も記事を拝読した限りでは、矢野康治さんは、立場的にも財政学的にも実務的にも、何一つ間違ったことは書いてないんですよね。後述の通り、議論として足りないところもあるんですが。 ところが、ブチ切れた高市早苗さんが「⾃国通貨
愛知県の知多半島で捕獲された野犬で近年、人体に入ると重い肝機能障害を引き起こす寄生虫「エキノコックス」の感染確認が相次ぎ、国立感染症研究所が「半島内で定着した」との見解を示した。定着確認は北海道外では異例。県は「まん延している状況ではない」としつつ動向を注視している。 エキノコックスは北海道で多くの人の感染例が報告されてきた。キツネや犬のふんなどに含まれる卵が人体に入ると幼虫となり、10年ほどたってから肝機能障害などを引き起こす。 本州では2005年に埼玉県で犬の感染が見つかり、愛知県では14年に知多半島の阿久比町で捕獲された野犬から検出された。埼玉県ではその後見つかっていないが、愛知県では17年度に3件、19年度1件、20年度4件が確認された。 県感染症対策課によると、狂犬病対策で捕獲した野犬の調査で見つかっており、いずれも詳しい感染経路は不明。一般的にエキノコックスはネズミなどが「中間
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