ユーラシア経済連合(EAEU)加盟国首脳で構成される最高ユーラシア経済評議会が5月27日にオンラインで開催され、インドネシアとの自由貿易協定(FTA)の締結交渉開始を決定した。EAEU側はFTAによる食料品や化学品などの輸出拡大を見込んでいる。 EAEUの執行組織であるユーラシア経済委員会が27日に発表した声明の中で、アンドレイ・スレプニョフ理事(貿易担当相)は、「インドネシアはASEANの中で最大の経済規模で、世界で4番目の人口を有する。共同研究の結果、EAEUとインドネシアの貿易関係は拡大する可能性が大いにある」と述べた。 スレプニョフ理事は、EAEUから輸出の拡大が見込める品目として、穀物、食肉、アイスクリーム、チョコレート、アルコール飲料、水産物、化学肥料、プラスチック・ゴム製品、自動車などを挙げた。 ユーラシア経済委員会が公表している貿易統計によると、2021年のEAEUの対イン
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