今年のGWは、手軽なレジャーやショッピングを楽しめる「安・近・短」の傾向が例年以上に強まった。震災直後の“自粛ムード”で、海外旅行などをとりやめたが、「過度の自粛は復興のためにもならない」との意識が広がり、出かけた人も多かったようだ。 テーマパークでは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市)のGW中の入場者が前年と比べて2桁増となった。ハウステンボス(長崎県佐世保市)では、地元客を中心に来場者が34%増と好調で、5月4日には昨年のリニューアル後で最高となる約2万9千人を記録した。 一方、震災後に営業を休止していた東京ディズニーリゾートは、2つのテーマパークがそろって再開するのが、連休直前までずれ込んだことに加え、海外や遠方からの旅行客が低調で、前年を割り込んだ。 旅行を控えた分、買い物を楽しむ人も多く、百貨店も売り上げを伸ばした。 開業ラッシュが続く大阪市内では、大丸梅田店が前年同期比