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ブックマーク / syakkin-dama.hatenablog.com (15)

  • 茶番のない国にて-部族の掟とお気遣いのスペクトラム - 発達障害就労日誌

    茶番、やってますか? 朝、会社に行ってまず「おはようございます」。帰るときには「お疲れ様でした」。飲み会の翌日には「昨日はありがとうございました、楽しかったです」。こういうものを僕は「茶番」と呼んでいますが、皆さんは今日も茶番をやっておられるでしょうか。 今日、僕はツイッターで「サラダを取り分ける」話をしていたんですけれど、一般的な社会では新卒がサッとスマートにサラダを取り分けると「デキる」とされることが多いと思います。シーザーサラダにおける温玉の扱いという哲学が発生しかねないくらいには、一般的な観念として浸透しているでしょう。 実際、サラダを上手に取り分けられることと仕事ができることの間には特に関連性はないと思います。もちろん、接客業だったり人間関係を常に適温に保つルート営業だったりしたらこういった「茶番」にも切実さが出てきますが、事務職だったりあるいは内勤系のお仕事の場合はそれって実際

    茶番のない国にて-部族の掟とお気遣いのスペクトラム - 発達障害就労日誌
    tokishi48
    tokishi48 2019/06/10
  • 皆さんが就職活動に失敗する理由。茶番とマインドセット。 - 発達障害就労日誌

    ところで、就職活動って茶番じゃないですか あの、いきなりやる気を削ぐようなことを言って申し訳ないんですけど、就職活動ってくだらないですよね。筆記はまぁテストだからある程度尺度としての妥当性が担保されてると言えなくもないにせよ、エントリーシートと面接、こんなので業務遂行の能力が測れると思いますか。断言しますけど、測れませんよ。計10時間近く面接して僕を採用した某企業が存在するのがその証です。あれで測れるのは「クソ茶番を演じる能力」であって、個人の業務適性や才覚なんてものは1ミリも計測出来ません。 新卒一括の就職採用がクソか、クソ以外の何かかと言われたらクソ以下の何かだと僕も思いますよ。当にくだらない。どうしようもない部族の風習だと思います。細かくクソな点を挙げていくとあっというまにこのブログが埋め尽くされるのでこの辺にしときますが。クソがクソである理由を並べるのはあまり心地の良い作業ではな

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    tokishi48 2019/06/10
  • 雑談の技術について③ 上級編 傾聴と発話について - 発達障害就労日誌

    エントリの前に告知です www.onecareer.jp ワンキャリア様でまた文章を書かせていただきました。是非ご一読ください。ちょっとした思い出語りですが、仕事のモチベーションの持ち方、欲望の肯定みたいなお話をしました。働いていくためのモチベーションコントロール、重要なところだと思います。よろしくお願いします。 そういうわけで、最後の雑談エントリです 久々に3回の続き物になった雑談エントリで、日は最後のエントリとなります。このエントリは、コミュニケーションを深めるための雑談の技術論、みたいな感じになると思います。1回目のエントリでは、雑談の基中の基であるキャッチーボールの形式を、2回目のエントリでは「形式的にとりあえずYESで受ける、否定を回避する」という方法論を中心に受け答えの技術論を展開したわけですが、正直ここまでこなせれば雑談において「こいつはコミュニケーション不可能な奴だ

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    tokishi48 2019/05/04
  • 雑談の技術について② レベル2、目的性と問題点の把握 - 発達障害就労日誌

    雑談の目的、計り知れない利益 はい、そういうわけで前回に引き続いて「雑談の技術」第二段、レベル2以降のお話になります。今日の話の枕は「雑談の目的」です。というのも、雑談が生まれつき上手な人はそういうこと考えなくていいと思うんですよ、特に何も意識せず楽しく雑談して人間関係も上手くいく、それが理想です。しかし、残念ながら「雑談が苦手」となった場合、それを何とかするには目的意識が必要です。楽しくないことを目的もなくやるのは、大抵の人にとってとても難しいものですから。 そういうわけで、雑談の「目的」というのは、つまるところ「雑談をすることで利益を得る」ことになると思います。「こいつはコミュニケーション可能な人間だ」と相手に思わせることですし、あわよくば好意を勝ち取ることですね。「あの人は話しやすくて感じの良い人だ」と思ってる相手にはちょっと親切にしたくなりますし、一手間かけてやるか、という気持ちに

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    tokishi48 2019/05/04
  • 信用される障害者について - 発達障害就労日誌

    が売れました が思ったよりずっと売れています。ありがとうございます。正直なところ「一生懸命書いたのは確かだけど、こんなに売れるとは思っていなかった」というのが正直なところで、ここまで来たらどこまで売れるのか見てみたいという気持ちになっています。とはいえ、もう増刷も終わりかもしれないしそういうのって結局期待し過ぎたり入れ込み過ぎたりすると辛くなるので「当に有難かったです。ありがとうございました」くらいのバランスが良い気がしています。 https://www.amazon.co.jp/%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%AE%E5%83%95%E3%81%8C%E3%80%8C%E9%A3%9F%E3%81%88%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%80%8D%E3%81%AB%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%81%A3%

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    tokishi48 2018/08/15
  • 逃避と気持ちの入れなおし日誌。いつも本当にありがとうございます。 - 発達障害就労日誌

    いっぱい喋ってます 最近は、講演をさせていただいたり、商業媒体で記事を書かせていただいたり、あるいは借金玉バーなんてものを開催して拙い料理を出しつつたくさんの人に構ってもらったり、色んなことがありました。その度に大変ちやほやしていただけて「ああ人生頑張ってるといいことあるなぁ、みなさん優しいなぁ」…と思ったり、あるいは「もっと上手くやれたな…」と後悔したりしています。 僕は「語る」こと、あるいは「書く」ことに人生の多くを費やしてきました。(僕の中では語ることと書くことの間に区分はありません)二十歳くらいの頃は気で作家を目指して挫折して、サラリーマンをやって挫折して、起業して挫折して、再び文章と語りが人生の多くを占めるようになるなんて不思議なもんです。 僕が人生を通して「やってきた」と言えるのは書くことだけで、柔道もギターもサラリーマンも料理人も起業も全て挫折しましたが、それらの経験を総動

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    tokishi48 2018/02/08
  • 人間の絆とブラック部族の合理性について考える - 発達障害就労日誌

    告知。読んで欲しい。 new.akind.center ニューアキンドセンター様で書かせていただきました。今回もヘヴィな内容となっておりますが、相変わらず己の汁を最後の一滴まで絞り出すような気持ちで書かせていただいております。是非、よろしくお願い致します。 最近の経営トレンドについて www.nikkei.com はい、いきなり皆さんがイヤな気分になりそうな記事のご紹介から始めましたが、最近の企業は「宴会」とか「社員旅行」とか「合宿」とかそういうあれを再びやり始めた、みたいな話です。実はこれ、僕の皮膚感覚ともかなり一致してまして、最近の経営者は結構こういうことをやりたがります。 中途で即戦力しか取らない、みたいな会社は別ですが新卒採用なんかしちゃうくらいまで育った会社は、せっかく大金を投じて獲得した新卒を「とにかく逃がしたくない」という気持ちがあります。しかし、現実的なところを言うと「初め

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    tokishi48 2017/11/24
  • 生活保護と賃貸物件の闇の話 - 発達障害就労日誌

    不動産ネコチャンが帰って来ました 不動産ネコチャンが長い旅から帰って来て、情報を語り始めました。不動産ネコチャンはとても賢いネコチャンで、不動産業界を旅しては時々帰って来て、真偽不明の情報を置いて帰ります。そういうわけで、今日のお話は全てネコチャンのお話なので真偽は確定出来ません。多分にネコチャンの予測が含まれています。そういうわけで、そういう見方もできるかもしれない、程度のお話として読んでいただければと思います。 生活保護に関して、僕は「使う必要があるなら即座に使うべきだし、それは権利だ」という考え方を持っていまして、そりゃ税金払って暮らしてきたんだから生存がヤバくなった時には利用させてもらうだろ、というプリミティブな考え方しかない。だから、制度批判みたいなものをあまりする気はありません。 おうちがない さて、生活保護を取るとなった時には色々な条件があります。その一つとして、住居の費用が

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    tokishi48 2017/09/13
  • 雑談の技術について、キャッチボールが楽しめない僕らのためのお話① - 発達障害就労日誌

    雑談が苦手だ そういう人は多いと思います。ADHD傾向の人あるいはASD傾向の人にはそれぞれの苦手さがあるでしょう。僕はADHD傾向の「衝動的に喋ってしまう、喋りだしたら止まらない」といかにもASD的な「理屈重視、感情・共感の軽視」の両方を併せ持っておりまして、「雑談」にずっと苦労してきました。というのも、ツイッターの僕を見ていると容易にわかると思うのですが、僕が気持ちよく喋っていると気づいたら「独演会」になってるんですよね・・・。もちろん「独演会」をやった結果、その場にいた皆さんが「いい話を聞けた」と認識してくれれば問題はないんですが、実際のところそう上手くもいかないのが現実でして。しかも、相手の感情への共感性も薄いので、まぁあまり良い結果にはならないことが多かったです。 ADHD傾向の強い方、特に多動性と衝動性の前に出ているタイプの人にありがちなことですが「喋りだしたら止まらない」これ

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    tokishi48 2017/06/17
  • 未公開株売りボーイを説得する話 - 発達障害就労日誌

    ネタが転がって来ました はい。ツイッターをやってると様々な曖昧な人類が連絡をくれるんですが、今日は一際気持ちがある若人と接触したので皆様にご報告差し上げます。ご査収ください。ちなみに、辛島さんは二十歳の若人です。 そういうわけで、余計な味付けをせず素材そのままの味をお楽しみください。 はい。以上になります。 まぁ、おじさんじっくり考えたけど、これたぶん未公開株のアレですね。株券自体は存在するっぽいけど、まぁアレですよね。辛島さんは多分ツイッターにアクセスが殺到すると思いますので、うまいこと金に換える画とか考えるといいと思います。元気出せ若人、まだまだここからだ。あと、今のところMLM要素はあんまり見つからなくて、単なる非公開株の営業だと思う。「初めて商った商品は非公開株です」っていうのは人生エピソードとしてわりと美味しいですね。 徳をまた一つ積んでしまった。やっていきましょう。

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    tokishi48 2017/06/09
  • 学校が辛いあなたのためのお話 - 発達障害就労日誌

    とても辛い連絡が来ました とにかく学校が辛くて辛くて仕方が無い。居場所もなく、自分はまるでいないものとして扱われている。時々かかる声はからかいや嘲りのみ。そして、発達障害(ADHD)という診断も受けていて、二次障害のも発病しつつある。学校に通い続けるのはもう限界かもしれない。死にたい気持ちも強くなってきた。そういう状況にある中学2年生の方からご相談がありまして、直接返すには少し内容が長くなり過ぎるので、こちらで応答させてもらいます。ついでに、同じような状況にある人にも届けばいいなぁと思います。 まず、なんですけど。とてもその気持ちはわかります。僕は中学校はまだマシでしたが、高校は完全にその状態で非常に辛かったことを覚えています。小学校も辛かったですね。グループを作る授業、体育、音楽の授業の共同演奏など当に苦痛でしかないですよね。どこにも居場所がなく、授業中が一番気が休まる。そういう状態

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    tokishi48 2017/05/28
  • 発達障害の子ども、というか僕は親にどうして欲しかったのかの話。 - 発達障害就労日誌

    ちょっと今日は重たい話です はい、まぁこういう話題も書こうかなーって思うんですよ。で、僕はといえばまぁ親との関係は「悪い」の一語に尽きるわけですけど、まぁ最近になって僕も結婚とかそういうあれが出てきたし社会に出て大分経ったし、まぁそれなりの距離感を保って人間同士うまいことやっていきましょうね、そういう空気が出てきまして。 で、僕の親は多分母親が(自覚のない)発達障害、それもADHDASD両方の傾向を僕以上に強く持ってるなぁという感じがするんですが、「あんた発達障害だよ」って言ったところでもう六十代にも入ろうとする人がそうそう認知できるわけもなく、普通にそのままになってます。強烈な躁も持ってる人なのでまぁキツそうだなぁと思っているわけですが、これも多分親子二代で二次障害やってるんだろうなぁという悲しいあれですね。 で、僕の父親はほぼ完全な定型発達者でしかも極めて社交的な人で、「発達障害

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    tokishi48 2017/05/13
  • 決断のコストと先送りの問題の話 - 発達障害就労日誌

    決断してますか? 人生色々ありますので皆さんも大体厳しい感じで生きてると思うんですけど、日々を生きていくうえで最近非常にキツいなぁと思うものがあって、「決断」なんですよね。いくつかの選択肢があってそのうちひとつを選ぶという人生において避けては通れないあれは、非常に厳しい。 経営をやっている時なんかは毎日が決断の連続で、この判断トチってたらアウトの可能性もあるなぁ、なんてのが日常だったので改めて考えることもなく、ウォーって叫びながら決断を繰り返してきたわけなんですけど。そういう戦場フェイズも終わって新しい生活をしていると、当に「決断」というのはエネルギーのいる作業だなぁと改めて思うわけです。 で、会社経営の話からまずすると、僕は「決断をする」人間と「決断に必要な情報を収集する人間」は可能な限り分けるべきだと思っていて、しかも情報収集をする人間は決断に対して予断を持たず、ただひたすらに情報を

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    tokishi48 2017/04/27
  • 僕はジョブズではないということを理解するのに30年近くかかった話 - 発達障害就労日誌

    さて、いよいよ新卒の皆さんもXデイが近づいて来ましたね 2月も半ばを過ぎました。このブログが始まってもう半月以上が過ぎたわけです。早いものですね。さて、新卒の皆さん、残った猶予時間も少なくなってきましたね。思い残すことはありませんか?十分にモラトリアムを満喫しましたか?泣いても笑ってもあと一ヶ月と少しです。悔いを残さないようにやりたいことをやってください。 僕も、3月に向けて新卒向けの「生存手引き書」シリーズを完結させる予定です。それに向けて、僕の失敗談を少し書き連ねて行こうと思います。 僕のキャリアは文句のつけようのないホワイト企業から始まりました。もちろんそれなりの激務感がゼロだったわけではありませんが、一般的な水準から見れば給与は高く、休みは多かったと思います。福利厚生はこれ以上ない水準で揃っており、教育環境は極めて高いレベルで完備され、正しく文句なしの職場でした。大学4年生の2月の

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    tokishi48 2017/04/11
  • 残念な人類のためのタスク・スケジュール管理術 - 発達障害就労日誌

    タスク管理が終わってますね はい。僕もそうでしたし、そもそも「タスク管理」あるいは「スケジュール管理」というのは「定めた通りきちんと実行する」というところまでワンセットになった概念ですから、完璧にやれているということは人生がほぼほぼ予定通りに運んでいるということになります。おそらく、そういう人はほとんどいないでしょう。「やるぞー」と決めてクソデカい手帳を買ったり、スマホにモリモリアプリをインストールしたりは誰もがしたでしょうが、それが実になったことがある人はかなり少ないと思います。 ツールを購入したり、あるいは「やるぞ」と決めた日から数日くらいはどんどんタスクを入力していくでしょうが、次第に未消化タスクが積みあがっていき、しかも新規タスクの書き込みは徐々に行われなくなっていったのではないでしょうか。 こうして考えると、タスク管理というものには実に様々な要素が求められることがわかります。すぐ

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    tokishi48 2017/04/11
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