"新たなる帝国主義"はどこへ向かうのか?領土の論理とグローバル資本主義の論理、そして帝国主義的伝統-。アメリカの動静を軸に、複雑に絡み合う現代世界の歴史的・地政的動きの深層に分け入る。 「BOOKデータベース」より [目次] 第1章 すべては石油のために(二つの産油会社の物語 アメリカ市民社会の内なる弁証法 ほか) 第2章 アメリカの権力はいかにして伸張したのか(領土の論理と資本の論理 ヘゲモニー ほか) 第3章 資本の呪縛(国家権力と資本の蓄積 空間経済の生産 ほか) 第4章 略奪による蓄積(消費不足か、それとも過剰蓄積か? マルクスの逡巡 ほか) 第5章 強制への合意 「BOOKデータベース」より
政治的なものについて : 闘技的民主主義と多元主義的グローバル秩序の構築 シャンタル・ムフ 著 ; 酒井隆史 監訳 ; 篠原雅武 訳 「左派右派をこえて」「コスモポリタン民主主義」というかけ声のもと、時代遅れのものとして無視されるようになった政治的な敵対性。しかし、右翼ポピュリズムの台頭やテロリズムの続発からもあきらかなように、それはネオリベラリズムのヘゲモニー下でむしろ激化している。「政治的なもの」の欠乏に抗して多元主義的民主主義の可能性を探究する理論的思考の到達点。 「BOOKデータベース」より [目次] 第1章 はじめに 第2章 政治と政治的なもの 第3章 対抗モデルを超えて? 第4章 ポスト政治的ヴィジョンに対する最近の挑戦 第5章 どの世界秩序を目指すべきか-コスモポリタンな秩序か多極的秩序か? 第6章 結論 「BOOKデータベース」より
話題作『単一民族神話の起源』から三年。琉球処分より台湾・朝鮮統治をヘて沖縄復帰まで、近代日本の100年にわたる「植民地」政策の言説をつぶさに検証し、「日本人」の境界とその揺らぎを探究する。 「BOOKデータベース」より [目次] 琉球処分-「日本人」への編入 沖縄教育と「日本人」化-同化教育の論理 「帝国の北門」の人びと-アイヌ教育と北海道旧土人保護法 台湾領有-同化教育をめぐる葛藤 総督府王国の誕生-台湾「六三法問題」と旧慣調査 韓国人たりし日本人-日韓併合と「新日本人」の戸籍 差別即平等-植民政策学と人種主義 「民権」と「一視同仁」-植民者と通婚問題 柳は翠、花は紅-日系移民問題と朝鮮統治論 内地延長主義-原敬と台湾〔ほか〕 「BOOKデータベース」より
「新しい歴史教科書をつくる会」とは何だったのか。「つくる会」につどう自称"普通の市民"たちのメンタリティを実証的に分析し、現代日本のナショナリズムの行方を問う。 「BOOKデータベース」より [目次] 第1章 「左」を忌避するポピュリズム-現代ナショナリズムの構造とゆらぎ(「下からのナショナリズム」運動 「価値観の揺らぎ」からの脱出 ほか) 第2章 『新しい公民教科書』を読む-その戦後批判を点検する(個人主義だけがエゴイズムか 「防衛義務」の安直な強調 ほか) 第3章 "普通"の市民たちによる「つくる会」のエスノグラフィー-新しい歴史教科書をつくる会神奈川県支部有志団体「史の会」をモデルに(「史の会」のエスノグラフィー 「史の会」参加者の意識とタイプ分け ほか) 第4章 不安なウヨクたちの「市民運動」(「市民運動」との類似性 参加者たちの思想傾向 ほか) 「BOOKデータベース」より
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