「1日200回、1回5秒」という頻度でユーザーの生産性を高めるには、どうすべきか――。エバーノートはアップルウォッチ用アプリの開発で、このことを念頭に置いたという。同社創業者で会長のフィル・リービンが語る生産性向上ツールの未来、後編。 HBR(聞き手:ニコール・トーレス) 御社がアップルウォッチ用のエバーノートの体験をデザインした時、具体的にはどんな変更を考慮されたのでしょうか。 たくさんの変更がありました。たとえばウォッチ端末について人々が考えるわかりやすい違いは、画面が小さくなったことですよね。でも実は、画面の大きさはそれほど関係ありません。本当に重要なのはセッション(一連の作業を始めてから終えるまでのプロセス)の時間です。デスクトップPCやノートPCであれば、セッションの長さはだいたい2時間程度でしょう。デスクトップでマイクロソフトWordを使っている人は通常、1度に2時間ぐらい作業
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