独立行政法人情報処理推進機構(IPA)ソフトウェア・エンジニアリング・センターは、アジャイル型開発を中心とした“非ウォーターフォールモデル型開発”に適したシステムの分野や規模などについての調査「非ウォーターフォール型開発に関する調査」を行い、17のサンプル事例を含む報告書をWebサイトで3月30日に公開した。 IPAが刊行した「ソフトウェア開発データ白書2009」によると、開発プロジェクトの96%がウォーターフォール型開発を採用しているという。今回IPAは、アジャイル型開発の普及に向け、適用分野などの現状把握とその課題を整理して今後の対応へ結び付けることを目的とした「非ウォーターフォール型開発に関する調査」を実施した。この調査では、Webアプリケーションや企業の業務システムなど幅広いシステム開発の領域からサンプル事例を17例収集し、アジャイル型開発が「どのような特性のプロジェクトに向いてい
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