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ブックマーク / note.com/shinshinohara (3)

  • 母親たちの孤独、孤立|shinshinohara

    もう20年以上も前。父の運営する「子どもの広場」に、ちょっと様子の違う幼い兄弟が遊びに来た。二人とも、大きなビニール袋いっぱいにポテトチップスを入れている。「それは何?」と尋ねると、「おべんとう」と答える。「お母さんは?」と尋ねると、「パチンコ」。 どうやら、その母親は育児放棄の状態にあるらしかった。パチンコ屋を覗くと、かつては男性ばかりだったはずなのに、4割くらいが女性。「何かとてつもないことが起きている」と感じた父は、母と協力して育児サークルを始めた。赤ちゃんや幼児を育てているお母さんたちが集える場所づくり。 それで明らかになったのは、母親たちの孤独、孤立。ある母親のケース。夫は朝早く出勤し、帰宅は深夜。赤ちゃんが生まれて1か月、誰とも話さず、声も出さずにいたら、声が出なくなってしまった。結婚して見知らぬ土地に移り、親戚も友達もおらず、孤独、孤立。夫は帰ってこず。 赤ちゃんや幼児を育て

    母親たちの孤独、孤立|shinshinohara
    tokuninac
    tokuninac 2022/08/06
  • 会話を盛り上げるコツ|shinshinohara

    「ためしてガッテン」で面白い実験が。「出番があるまでこの部屋でお待ちください」と、数人の男性ばかり入れられた部屋、女性ばかり入れられた部屋。その中で何が起きるのかを観察。 男性ばかりの部屋では沈黙が続き「遅いですね」「そうですね」と二言がやり取りされたのみで、沈黙が続いた。 他方、女性ばかりの部屋では。「どちらからいらしたの?」とかの問いかけからはじまり、どんどん会話が膨らみ、実ににぎやかに話が盛り上がった。 この様子をモニターで観察したスタッフが、少しテコ入れしようと、ケーキとコーヒーを差し入れることに。「出番までもう少しお待ちください」。 沈黙が続いていた男性側の部屋では。「うまいですね」「そうですね」。その二言がつぶやかれた後、黙々とケーキをべ、コーヒーを飲み。そのあと、またしても沈黙が続いた。 他方、女性の部屋ではケーキとコーヒーでさらに大盛り上がり。お気に入りのケーキ店の話題と

    会話を盛り上げるコツ|shinshinohara
    tokuninac
    tokuninac 2022/02/05
    男の会話は基本的につまらない。適当に「さしすせそ」使っとけば勝手にひとりで話しだすから気まずくなくて良いけど…博識な人だったら雑学になってラッキーって感じ
  • 単純作業は創意工夫の小宇宙|shinshinohara

    ストッキングの袋詰めを内職に出すことに。まずは一箱どのくらい手間がかかるか調べなくては。両親二人で三時間。ということは、一人だと一箱六時間かかる。それを参考に、一箱あたりの内職代を決めた。案の定、慣れてきた人でも四時間を切ることはできなかった。ところが。 一人だけ、1時間程で一箱仕上げてくる人がいた。そのことを他の内職の人に言うと、皆、信じられない、友達に手伝ってもらっているに違いない、という。 ところがとうとうその人は1時間を切って持ってくるように。人に聞くと、一人でやってるという。一度、目の前でやってみてほしいと頼んだ。 「うちのテーブルと少しすべりが違うけど」と言いながら、袋の束ををトントンとテーブルの上で叩くと、前に放り投げた。マジシャンのトランプのように、均等に袋がズレて並んだ。まずこれにビックリ。すると今度はストッキングを雑然と山にした。「きちんと並べなくていいんですか?」と

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