2008年に行われた米大統領選挙では、オバマ大統領の勝因として「インターネットの積極的な活用」が挙げられることが多い。一方、日本においては、選挙期間中にWebを選挙運動に利用することは公職選挙法違反の可能性が高いという見解が示されており、選挙期間中は候補者が自身のサイトやブログの更新を停止している。 アジャイルメディア・ネットワークは24日、今後のネットと政治・選挙の可能性について議論するイベント「インターネットが選挙を変える? ~Internet CHANGEs election~」を開催。オバマ大統領のネット戦略や、日本の公職選挙法の問題点についての解説、自民党・民主党の現職国会議員を交えたパネルディスカッションが行われた。 ● オバマ氏はネットをフル活用した初めての大統領 イベント前半では、フライシュマンヒラード・ジャパン代表取締役CEOの田中慎一氏が、オバマ氏がどのようにインターネ
「ブロガー×オーマイニュース『市民メディアの可能性』」と題するシンポジウムが2日、早稲田大学で開催された。「オーマイニュース(日本版)」編集長の鳥越俊太郎氏をはじめとする編集局スタッフと著名ブロガーが、実名に基づく市民ジャーナリズムの可能性について討論した。 パネリストは、オーマイニュースから鳥越氏のほか、編集委員の佐々木俊尚氏、編集次長の平野日出木氏、記者兼編集者の中台達也氏が参加。ブロガーからは、ブログ「ガ島通信」の藤代裕之氏、「小鳥ピヨピヨ」の運営者で2005年にアルファブロガーに選ばれたいちる氏、毎日新聞東京本社編集局次長でブログ「竹橋発」を運営する磯野彰彦氏、駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部助教授でブログ「H-Yamaguchi.net」を運営する山口浩氏がパネリストとして参加した。 会場には70人を超える参加者が集まり、午後1時から3時間以上にわたり熱のこもった議
「読者が選ぶ2007年インターネット10大ニュース」の1位は動画共有サービスだったが、2008年は何が盛り上がるのだろうか? 常に感度の高いアンテナを立てているアルファブロガーの皆さんに、今年注目しているインターネット関連のサービスや技術などを自由回答形式で挙げてもらった。調査協力はアルファブロガー運営委員会。 ● 2008年も動画共有サービスの年となるか!? 回答をいただいたアルファブロガーは、湯川鶴章氏、finalvent氏、山口浩氏、いちる氏、kengo氏、COODOO氏、otsune氏、essa氏、コグレマサト氏、大西宏氏、秋元裕樹氏、iori3氏、美爾依(みにー)氏の13人(順不同)。 全体的な印象としては、各氏の意見が分かれたほか、特定のサービスや技術よりも大きな枠組みで、分野的に注目する考えも多かった。そのため、回答が集中したサービス・技術はなかったが、少数ながらも票を集めた
10月15日にはローカル検索サービス「Google Desktop Search」もリリースしたGoogleだが、検索サービスだけでなく、キーワード広告サービス「Adwords」や、日本語未対応ながら1GBの容量を持つWebメールサービス「Gmail」などの独自サービスも提供している。米Googleの技術部門におけるディレクターで、社員番号1番という創業メンバーの1人、Craig Silverstein氏に話を伺った。 ● 80億のインデックスページを高速に処理できる秘密は 11月中旬にGoogleのインデックスページが80億を超えた。Silverstein氏は、「開始したころの1998年当時と比べると思いもよらないほど大規模になった。80億ページというインデックス規模は、スタティックなページであればほとんど世界中のページを網羅している規模だ」という。 巨大化する検索対象を見越したかのよう
ビジネスブログやSNSに関するイベント「Business Blog & SNS World」で17日、フリーライターの佐橋慶信氏による「炎上の科学」と題した講演が行なわれた。講演では、ブログの記事やブログ開設者の言動などを発端として批判が殺到する、いわゆる「炎上」と呼ばれる現象について、これまでの例や傾向、対策などが語られた。 ● 企業と個人の論理のすれ違いが炎上につながることも 佐橋氏はまず「炎上」がどこで発生するのかについて、ブログで言えばコメント欄に大量のコメントが寄せられることなどから起こると説明。その後、「荒れている」という報告が2ちゃんねるなどの掲示板や個人ブログなどに記載されるようになり、これらの騒動についての「まとめサイト」が作られる頃が炎上の最盛期で、さらに進むと一般紙やテレビのワイドショーなどにも取り上げられるが、ここまで来ると単に炎上と言うよりはもはや「事件」のレベル
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