2022年5月16日のブックマーク (1件)

  • 借金返済で丸裸でも、「私有」をやめて生活が輝く

    ──そもそも共同体的なものは好きじゃなかったのですよね。 父が蒲田の町工場の創業者で、僕は周囲から後継者と見なされて育った。小さな町の血縁・地縁的なものを忌避し、自分が快適な生き方を目指したら、いろんな失敗の末、共同体的なものにたどり着いてしまった(笑)。驚いたのは、想像以上に快適だったこと。生活の質が落ちるどころか向上して、いちばん稼いでいたときよりもいいんですよ。これは何だ、って。 ──共有から私有へ、が資主義の歴史ならば、私有側の人でした。 大学を出て起業したから経営者しかやったことがない。米シリコンバレーの「ビジネス・カフェ」の設立にも参加したし、インキュベーターもやった。資主義の原動力は私有制とその上に乗った株式会社。資主義は共同体を個に解体し、つねに需要が供給を上回る状態をつくり出してきたが、人口減少で需給が逆転した。僕の会社も行き詰まり、低金利だからと借金をしたのが悪か

    借金返済で丸裸でも、「私有」をやめて生活が輝く
    tokyocat
    tokyocat 2022/05/16
    “荏原中延”