今日は、スマホサイトの表示スピードをチェックして、読み込みの遅さが原因で離脱している訪問者がどれぐらいいると推定されるかを教えてくれる、グーグルのサービスを紹介します。 読み込みが遅いと離脱する。スマホならなおさらね「モバイルでのページ読み込みが遅いせいで、これぐらいの人を逃してるよ? 改善しないともったいないよね?」という切り口で、モバイルに特化したページ表示速度の改善を促すサービスを、グーグルが提供しました。 オンラインで利用できる「モバイルサイトの読み込み速度とパフォーマンスをテストする」というサイトなのですが、正式名称は「Test My Site」のようです(実際にサイト上でその名前が使われてるのはドメイン名だけですが)。 モバイルサイトの読み込み速度とパフォーマンスをテストするGoogle の新ツール「Test My Site」を活用してモバイルサイトの読み込み速度を改善しましょ
Googleアナリティクスの「便利な自動トラッキング機能詰め合わせプラグイン」であるAutotrackが公開されました。 これは、外部向けリンククリックやフォーム送信の自動トラッキング、コードを書かなくても使えるイベントトラッキングやソーシャルインタラクショントラッキングといった機能を簡単に使えるようにしたものです。 Introducing Autotrack for analytics.js(Analytics Blog)(英語)googleanalytics/autotrack(GitHub)(英語)ただ、Googleアナリティクスのチームが公開しているとはいえ、開発者向けのものであり、正式なプロダクトではないということで、日本語情報が公開されておらず、ドキュメントの日本語版も公開予定がないということでした。 そこで、Googleの方に確認をとったうえで、Autotrackドキュメント
この記事では、「上級SEOテクニック」として考える価値のある「SEOにおける5つの成長機会」を解説する。いったんSEO施策の反映が一段落し、検索トラフィックが伸びてしばらくすると、その伸びが鈍化してしまう。そうした「SEO停滞期」に行うべきことだ。 さまざまなオーガニック検索キャンペーンに取り組んできたコンサルタントや社内のSEO担当者なら、ほとんど誰もが経験していることがある。 どんなSEO活動も、始めてから最初の3~6か月はほぼ必ずといっていいほど、成果を出すための作業に時間が取られるものだ。間違いの修正や、既存の問題の改善、次善策への対応や調整、さらには、現在の状態と最新のベストプラクティスのギャップを埋めることなどなど(サイトが巨大だったり複雑だったりすると、期間はもっと長くなるにしても)。 SEOの良いところは、その期間が過ぎ、作業がいったん完了したら、その後何か月・何年にもわた
Webコンテンツを「作って終わり」にしていないだろうか。以前作ったコンテンツでも、少し手を入れて再公開するメリットは大きい。この記事では、「コンテンツ再公開」の5つのメリットと、実際に行う場合の3つの方法を解説する。 物事は、時を重ねるにつれて上達する――これは紛れもない事実だ。サイトのコンテンツを考えるときにも、この法則をうまく使っているだろうか? 成果をあげたコンテンツをきっかけに躍進しようとか、今あるものを改善しようとかいうときは、忘れずにコンテンツの再公開をToDoリストに書き込んでおこう。しかも、コンテンツを再公開すれば、グーグルからも報いてもらえる! 今回のホワイトボード・フライデーでは、目標やコンテンツの狙いを定めるのに役立つように、「コンテンツ再公開のやり方」と「なぜ再公開が有効なのか」をランドが読み解く。 Mozファンのみんな、こんにちは。今回はコンテンツの再公開をテーマ
今日は、SEO寄りの話題を。「グーグルがページ表示速度を順位付けの要因として使うようになった」と公式に発表したのは2010年。それ以来、Web担当者さんはどれだけ早くページが読み込まれるようにするか工夫しているのではないでしょうか。 しかし、ある研究者によると、グーグルが検索結果の順位付けに使っているのは「ページ表示にかかる時間」ではなく、「HTMLのクロールにかかる時間」だというのです。 グーグルが意味する「ページ表示時間」とはどれ?WebSiteOptimization.comが、ページ表示速度と順位に関する研究の記事を公開しました。ポーランドのポズナン工業大学に所属する3人の研究者が、次のようなことを発表したのです。 グーグルの検索順位と相関するのは、「ページ表示時間」ではなく、「ページのクロール時間」である 追加実験をしたところ、ページのクロール時間を変えると、(他の要因が同じであ
ソーシャルメディアからバズったコンテンツに集客した新規ユーザーの定着率を確認して、その後のコンテンツ制作の方向性を決めるのに役立てたいサイトによってはブログやTwitter、Facebookなど各種ソーシャルメディアから多くのユーザーが来訪することだろう。しかし面白いタイトルやユニークなコンテンツなどで集客できたとしても、それはビジネスには何の役にも立たない、一時的なアクセス増をもたらしただけかもしれない。 たとえば以前にご紹介したこちらのサイトの例では、バズった記事から他のコンテンツへの回遊はまったくなく、実質的に直帰率が100%という惨憺たる結果だった。 バズったコンテンツに押し寄せた新規ユーザーは、単なる通りすがりなのか、見込み客なのか?(第40回)ほとんどのユーザーはせっかちだ。目的以外のコンテンツまで見てもらおうというのが甘いのかもしれない。しかし、そのときに回遊してくれないとし
取得したデータを基にした分析手法では、上位のサイトのデータ項目の傾向を機械学習させ、そのアルゴリズムを用いて順位を予想し、実際のGoogleでの順位との誤差でアルゴリズムの信頼度を決めている。また、これらの分析結果を解説する前に木村氏は、相関関係があるからといって必ずしも因果関係があるわけではないこと、相関が大きければよいわけではないこと、定量データ以外は計測できていない(今回のデータがすべてではない)ことを注意点として示している。 インデックス数が最も高い相関を示す続いて、ランクとの相関が大きい要素として圧倒的に大きかったのが「インデックス数」であったことを示す木村氏は、物理的にURLの配下にあるページ数がランクとの相関が大きいと説明する。 また、ディレクトリトップやサイトトップのインデックス数も相関が大きい要素として挙げられている。被リンク数に関連する要素(被リンク総数、被リンクサイト
※2012-04-07 セキュリティ面の問題に関して追記しました。 今日は、ウェブページの入力フォームでユーザーが楽にしかも正確に入力できるようにできる(可能性を秘めた)、新しいHTMLの仕様についての情報を。autocomplete属性に関する新しい仕様です。 グーグルは、入力フォームに自動入力する仕組みに関して、新しい仕様を提案しました。HTMLの仕様を拡張することで、ブラウザでフォームに自動入力する仕組みを使いやすくするものです。 これがうまく動作すると、フォーム入力が非常に楽になり、ミスもほぼなくなります。 どれぐらいすごいかというと、ちゃんと設定したブラウザを使うと、フォームで3クリックするだけで、一般的な項目が一気に入力されるのです。 たとえば、この状態から、 名前や住所などの標準的な項目が、一気に自動入力されます。 どうでしょう。こうした機能をサイトに設けられたら、フォームの
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