肴町の歴史は慶長五年、 徳川家康公が浜松に 城を構えたところまで遡ります。 お城ができたことで城下の魚商の数が増え、 酒の肴や料理を扱うお店も増えてきました。 それらのお店を浜松城により 近い場所へ移転させ、 鮮魚よりも幅広い意味を表す 「肴」の文字を使い 現在の場所に「肴町」が誕生しました。 戦後の復興期に好景気を迎えると、 高級料亭、芸者置屋や和楽器などのお店も増え その後、ブティックや美容院なども 出店されるようになりました。 魚から始まった肴町は、 創業一〇〇年以上のお店も 流行の先端をいく最新のお店も混在した ハイブリッドで味わいのある 街並みを形成しています。 過去の歴史から現在とつながる街、 肴町へぜひお越しください。