今日、図書館展が終わった。このブログも長いこと休眠していたが、ちょっとものを書きたくなった。 昨年の図書館展のムーブメントは、武雄市の図書館に代表されるような「図書館の新しい姿」だったと記憶している。今年の図書館展では、それを一歩進めて「まちづくり」を図書館が担おうという提案があった。武雄市の図書館が開館し、町のちょっと「知的な」サロンとして(は)成功しているようだ。それはそれで良し。「まちづくり」のためには、低予算で効率的な手法だし、「まちづくり」はとても大切なことだと思う。 しかし、ちょっと待て。図書館の「こころざし」が語られないのはどうしたことか。図書館はなぜ著作権の例外規定まで用意して守られてきたのか。それは「図書館のこころざし」があったからなのではないか。 偶然なのだが、今年の図書館展で思わず目頭が熱くなったフォーラムを聞いた。それは「ひとりのがんに、地域の力を! つながる 人、