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ブックマーク / www.kunimiya.info (6)

  • タイムラインに縛られたウェブ

    ブログ然り、Twitter然り、時間に基いて配列してコンテンツを配列する、いわゆる「タイムライン形式」のコンテンツ発信手法が主流だ。 この手法は一見、理にかなっているようにみえる。 時間は人間が生きる上で絶対に存在するもので、時系列は逆行も重複もしないコンテンツの分類方法だから、 コンテンツ制作者は情報のアーキテクチャについて考える必要はなくコンテンツを配信することに専念できる。 しかし、タイムライン形式のコンテンツ発信手法にはある問題を抱えている。 それはコンテンツの誤りを訂正したり、内容を改善しようとするのが難しい点である。 ブログやTwitterといったタイムライン機能を持つウェブサービスでは基的に内容の変更を前提としていない。 特にTwitterはツイートの変更という機能そのものがなく、削除しかできない。 ユーザはしゃべるようにコンテンツを発信し、内容を変更しようとすればそれを新

  • NDL LabSearch Client をオープンソースとして公開しました

    だいぶ遅くなりましたが、2013年度まで国立国会図書館の非常勤調査員を務めていた際に開発した、NDL LabSearch Client をオープンソースとして公開しました。 ineku2/ndl-labsearch-client - GitHub NDL LabSearch Clientは国立国会図書館が運営するNDLラボサーチのUI部分を司るアプリケーションです。このアプリケーションの特徴は、全てのコードがHTMLJavaScriptで成り立っており、ローカル環境下でも動く点です。そのため、NDL LabSearch Clientのユーザはブラウザとテキストエディタさえあれば、NDLラボサーチのUIを自分の好きなように改造することが可能です。 また、検索サーバとはJSONPで通信を行うため、アプリケーションはNDL以外のサーバ上にアップロードして動かすことが可能です。NDLラボサーチ

  • システムズライブラリアンってなんだろう

    E1459 - DSpaceコミッター就任の鈴木敬二さんにインタビュー | カレントアウェアネス・ポータル 専門性とかシステムズライブラリアンとかどうでもよくて(E1459感想) - ささくれ 「システムを作りたい人」、そして「システムを作ること」について考えてみた。: 日々記―へっぽこライブラリアンの日常― 注:書き終わったあとでシステムズライブラリアンはどうでもいいってタイトルに書いてあるじゃないかと気づいたので、以下の文章は上の記事群とはあまりつながらないかもしれません......すみません...... DSpaceコミッターの方のインタビュー記事がカレントアウェアネスRに掲載されたのをきっかけとして、システムズライブラリアンまたはそれに類する業務の話題が図書館系ブログ界隈で盛り上がっているようです。 私はまだいち学生でありシステムズライブラリアンについて語るような言葉は持っていませ

  • 『もしも月がなかったら ありえたかもしれない地球への10の旅』はオススメの科学読み物

    もしも月がなかったら―ありえたかもしれない地球への10の旅 著者: ニール・F. カミンズ出版日: 1999-07-01出版社/メーカー: 東京書籍カテゴリ: BookISBN: 4487761131 太陽、月、そして地球は人間の生活に必ずついてまわる存在である。『天地明察』や『暦の歴史』(書評) などにある通り、人類の歴史および文明もまたこれらの星の動態を予測しコントロールすることが常に重要な事項であった。神話などでも太陽や月は擬人化されるおなじみの存在である。 しかし太陽・月・地球の現在ある姿に慣れすぎてしまっている人類は、ついそれが絶対的不変なものであると考えてしまい、人類が誕生したことを当たり前だと考えがちである。実際には今現在も地球外生命体は公式には発見されていない。なぜ地球にだけ生命体が誕生したのかを明確に答えられる人は少ない。 書は「もしも〜だったら」という仮定による思考法

  • 面白かった順・今までに読んだSFリストとほんの少しの感想文

    もうすでに過去の出来事になりつつあるが、はてな界隈で俺が考えるSF小説ベストN選みたいな大喜利が盛り上がっていた。 そこで私も、といきたいところだけれどもSF小説は好きだがアシモフなんか1冊も読んでいない外道なのでとても手をだせない。 そこで、せめて今まで読んだことのある数少ないSF小説を個人的に面白かった順に並べて振り返ってみた。 作品の質を客観的に評価しているわけではなく、自分の感性と合ったか否かで順番を決めているうえ、コメントもその作品の内容をまともに説明していないのでを探すにあたっては何の参考にもならないと思う。はてブでSFタグを追いまくってる酔狂な人で初心者をぶっ叩きたい人用。 01. ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』

  • 第94回図書館情報学チャンネルと、DAISYの話

    私がディレクターを務めるUstream番組「図書館情報学チャンネル」の第94回を日配信しました。 今回は電子書籍に関するニュースをお送りしました。番組内で取り上げたニュースへのリンクはProject LIE Wikiにて参照いただけます。 放送内でもはなしておりますが、個人的には取り上げたニュースに関連するDAISYとEPUB3連携の話に注目していました。 DAISYとは、デジタル録音図書に関する規格であり、書籍内の文章と同期して音声を再生することができるようなフォーマットが用意されています。今回とりあげた話は、DAISYは製作用のフォーマットと配布フォーマットを分割し、配布用フォーマットの選択肢としてEPUB3が採用されるということでした。 EPUB3 ≒ DAISY4 — EPUB 3とDAISY 4との関係 | e-chuban blog DAISY4とEPUB3の関係についてDA

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