僕だけがいない街 『僕だけがいない街(1) (角川コミックス・エース)』を4巻まで読んだ。自分の周りで事件が起きそうになると事件の原因が取り除かれるまで事件の直前の状態に巻き戻る(=タイムリープする)能力が勝手に発動してしまう主人公が18年前に体験した連続誘拐殺人事件の発生直前までタイムスリップされて事件の発生阻止を試みる展開。『マンガ大賞2022』において第2位になっている。 主人公が開始時点で28歳なので、10歳の時点に巻き戻る。身体は子供、頭脳は大人、その名はという状態に巻き戻るわけで「タイムスリップ」ではなく「タイムリープ」である。小学生時代の違和感やトラウマと立ち向かいながら、母親から虐待されて孤立しているうちに誘拐殺人事件に巻き込まれた同級生や、仲良くしてくれていた近所のお兄さんが犯人に仕立て上げられた事件の結末変えようと絶望に足掻く。 タイムリープ物語 この作品を読み進めて最