使う哲学(斉藤孝氏)の著書の中で 古代ギリシャの三大巨頭の紹介のあとに 近代のギリシャの三大巨頭の3名(デカルト、カント、ヘーゲル)についても紹介されています。 古代に培われた思想哲学が どのように解釈されて進化を遂げてきたのか、を知ることからも 現代の問題をどのように解釈していけば良いのか、という点で 見えてくるものがあるかもしれません。 そこで早速、今回もその3名にスポットを当てて 人生をより豊かにするために活かせる視点ということで その内容に触れてみたいと思います。 デカルトでいえば、「我思う故に我あり」で有名な「方法序説」が 最初に思い浮かべるところがあります。 理性を正しく導くことから、真理を探究していくための序説、ですね。 著書の中では、その要点を4つにまとめられています。 ①明証性の規則…根拠や証拠を明示して、証明できること以外は受け入れない。注意深く考えて、速断と偏見は避け