先週木曜日(1月14日)、ロンドンでブラーのドキュメンタリー映画『No Distance Left To Run』のプレミアが開かれ、デーモン・アルバーン(Vo)、グレアム・コクソン(G)、アレックス・ジェームス(B)、デイヴ・ロウントゥリー(Dr)のメンバー全員がそろって姿を見せた。 残念ながら舞台挨拶はなかったものの、公けの場で4人が顔をそろえたのは、2009年の夏に行なわれた一連のリユニオン公演以来となる。 気になる内容のほうだが、そのリユニオン・パフォーマンスをとらえたライヴ映画というより、4人のインタヴューをフィーチャーしバンドの全軌跡をたどった“ブラー史伝”といった趣き。ファンならその歴史は熟知、いまさらおさらいする必要なんてないと思うかもしれないが、4人の出会いに始まり、バンド結成やツアーでのハチャメチャぶり、オアシスとの対決、グレアム脱退、そして和解など、彼らの口から直に飛