【動画】LOVOTの「ダイフク」 丸みを帯びた身体。まるで犬や猫の鳴き声のような、感情を乗せた「言葉」。無邪気に近づいてくる姿。気がつけば抱き上げて、幸せな気分になっていた。 そして、思った。 「こんなに一瞬で心を惹きつける存在ってどんなふうに生まれるのだろう」 今回は、LOVOTの生みの親であるロボットベンチャー「GROOVE X」の創業者、現CEOの林要さんに話をうかがった。 林さんは、トヨタ自動車で自動車開発、SoftbankでPepperの開発プロジェクトに携わった後、現在、自ら立ち上げた GROOVE Xにて新世代の家庭用ロボット「LOVOT」の開発に携わっている。 “ずっとそばにいる” “そばにいて幸せをくれる” そんな存在が生まれた背景には、私が知っているモノづくりとは全く違うプロセスと思考、そして未来へのビジョンがあった。 “代替可能なロボット”とは正反対の、唯一無二の存在