TVグローボが8月22日(土)、番組「ジョルナウ・ナシオナウ」で報じたところによると、ブラジル環境再生可能天然資源院(IBAMA)がコンピューターハッカーからの攻撃を受けたという。 捜査官の調べによると、木材取引業者がハッカーを雇ってIBAMAの上層部2人のコンピューターへの潜入をはかったという。 ハッカーたちはIBAMA上層部のユーザー名、パスワード、電子証明書を取得。これらの情報を使って木材取引システムに侵入、環境破壊行為で木材取引停止処分を受けていた23社のデータを改ざんしたという。 22日、犯行グループの12人が逮捕され、3人が逃走した。逮捕された12人は警官によりアラゴアス州、マラニョン州、パラー州の刑務所に移送された。 最も捜査官たちの注意を引いたのはハッカーたちがIBAMAパラー州支部の上層部職員の電子証明書を入手した方法だ。この職員のIDで23社の大多数が取引停止処分を受け