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ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (1)

  • チンパンジーも脳の右半球に優位に依存して顔を認識することが明らかに-顔知覚様式および脳の左右脳非対称性の進化的基盤の解明に期待-

    下の2枚の写真のうちどちらが上の写真と似ていると感じられるでしょうか? なんとなく左の写真のほうが似ているような印象を持たれるのではないでしょうか。実は、下の2枚の写真は、上の顔の左半分のみ、右半分のみの情報を持つように加工した「キメラ顔」です。左のほうがなんとなく似て感じられるのは、ヒトが顔を認識するときに、脳の右半球により依存していることを反映しています。目に映る情報のうち、左視野への入力は右脳に、右視野への入力は左脳に最初に送られます。最初に顔を見た際に、脳の右半球により依存して顔の認識を行うため、左視野からの(つまり写真の左半分)からの情報がより印象に残るのです。一方で、図2で同じように写真を見比べてください。 この場合は、おそらく印象の差異はほとんど生まれないのではないでしょうか? ヒトの顔認識が、同種であるヒトの顔により特化したチューニングがされているため、チンパンジーの顔に対

    チンパンジーも脳の右半球に優位に依存して顔を認識することが明らかに-顔知覚様式および脳の左右脳非対称性の進化的基盤の解明に期待-
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