正村ゲージのパチンコ台(正村商会の製品では無い) 正村ゲージ(まさむらゲージ)とは、第二次世界大戦後、名古屋市西区で遊技場を経営していた正村商会の正村竹一が、1948年頃に考案したパチンコ台のゲージ構成のこと。 それまでのパチンコ台は入賞口が多く、バラ釘(盤面に釘を均等に打ち込んだもの)のみで構成されており、正村もそのような台を製造して営業していたが、1948年頃に入賞口を減らして釘の並び方に新たな工夫をした台を考案した。現在のパチンコ台にも見られる天釘、ヨロイ釘、ハカマなどの釘の並び方は、全てこの正村ゲージが原型である。ほかにも、玉を受けて回転する「風車」や、いわゆる「チン、ジャラ」と呼ばれる賞球のベルを導入したのも正村である。 当時のパチンコ台は手打ちであり、この台では玉を打ち込む場所によって入賞口に入る確率の変化が顕著だったため、プレイヤーの技術の上達や工夫を促した。また、従来より盤