たいへん遅ればせながら、YAPC::Okinawa 2018 ONNNASONで使用したスライドを、こちらにて公開する次第です。 ベンチマークの難しさとチューニングの奥深さ、楽しさを共有できた結果がベストトーク賞につながったのかなと考えています。ありがとうございました&今後ともよろしくお願いいたします。 HTTP/2で 速くなるとき ならないとき from Kazuho Oku
2. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. ⾃⼰紹介 ! @i110 ! 株式会社ディー・エヌ・エー ! システム本部技術開発室所属 ⁃ ⾊んな⼈が⾊んなことをやってる部署 ⁃ 平均年齢⾼め ! 昨年夏くらいにあれやこれやあってH2Oの開発にjoin ! 現在、業務時間の全てをH2Oの開発に注いでいる状態 ⁃ 最近はmrubyまわりの機能追加&改善が多め 2 4. Copyright © DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved. H2Oとは ! https://h2o.examp1e.net/ ! Google翻訳いわく ! おおむねこの通りです(⾚字部分を除いて) ! みんな⼤好き某kazuho sanが開発 ! 現在の最新verはv2.2.0-beta1 4 H2Oは、古い世代
こんにちは、SUUMOスマホサイトの開発チームに所属しているエンジニアの上野です。 今回、SUUMOスマホサイトがHTTP/2に対応しました! PCのChromeにてhttp2-and-spdy-indicatorを追加して、SUUMOスマホサイトを開くと「青いイナズママーク()」にて確認できます。こんにちは、SUUMOスマホサイトの開発チームに所属しているエンジニアの上野です。 今回、SUUMOスマホサイトが HTTP/2 に対応しました! PCのChromeにて http2-and-spdy-indicator を追加して、 SUUMOスマホサイト を開くと「青いイナズママーク( )」にて確認できます。 効果 / 結果 まず結果ですが、全体的に100ms〜200ms程度、速度が改善されました。 また、ブラウザ別で結果は大きく異なり、 FirefoxはHTTP/2の優先度制御実装が良いと
初めまして、インフラストラクチャ本部の後藤です。普段はChefを用いたサーバの自動構築環境の開発に従事しております。 今回は、近頃若者の間でも話題になっているHTTP2についてお話したいと思います。 2012年の末頃、HTTP1.1のセマンティクスを維持したままパフォーマンスを改善するという目的でHTTP2の仕様策定が開始されました。そんなHTTP2もワーキンググループ・ラストコールに向けて大詰めを迎えています。 現在最新版はdraft12となっており、すでに幾つかの実装が存在しています。HTTP2のwikiで確認できます。例えば、Google ChromeのCanaryビルドやFirefox Nightlyビルド では既にHTTP2が使用可能です。 またサービスとしては、twitter.com が対応しています。 HTTP2の特徴 HTTP2はGoogleの考案したSPDYと言うプロトコ
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog はじめに こんにちは。システム統括本部 プラットフォーム開発本部 大久保 諒です。本稿では以前本ブログ記事「Yahoo! JAPANにおけるHTTP/2への取り組み」にてお伝えした、オープンソースのHTTPプロキシサーバーであるApache Traffic Server(以下、ATS)のHTTP/2サポートに向けた活動の続報をお伝えします。具体的には前回の記事以降に発生したATSコミュニティとのやり取りやそれを受けての実装方針の変更、ATSコミッタと密に交流するためATS Summitというイベントに参加した件について記述致します。HTTP/2やATSに関する基礎的な内容については以前の記事にて紹介させていただいていますので、本稿
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog はじめに こんにちは。システム統括本部 プラットフォーム開発本部 大久保諒です。本稿では、次世代 ウェブ プロトコルである HTTP/2 を使用するにあたり必要となる、クライアントとサーバー間でどのプロトコルを使用するかの合意を取る処理(プロトコルネゴシエーション)に関する簡単な説明と、Yahoo! JAPAN において広く使用されている HTTP プロキシサーバー・アクセラレータである ATS(Apache Traffic Server) におけるサポート状況について解説します。また、本稿を執筆するに辺り HTTP/2 へのプロトコルネゴシエーション方法の一つである HTTP/1.1 からの Upgrade 機能を ATS に追
ストリームによる多重化 2つ目の特徴は「ストリーム」です。従来のHTTPでは、リクエストとレスポンスの組を1つずつしか同時に送受信できないことが、パフォーマンス上のボトルネックになっています。この問題を改善するべくHTTP/1.1では新たにパイプラインが導入されましたが、一部のレスポンスに時間がかかるような場面でレスポンスが詰まってしまう問題などがあり、広く使われてはいません。そこで、HTTP/2では1つの接続上にストリームと呼ばれる仮想的な双方向シーケンスを作ることでこの問題に取り組んでいます。 1つの接続上に作られた複数のストリーム上では、複数のフレームを同時並行で転送できます。例えば、あるストリーム上ではリクエストにあたるフレームが送信中でも、別のストリームではレスポンスにあたるフレームを受信するといったことが可能になります。これにより、全体的なパフォーマンスが向上します。 ヘッダー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く